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【マンガ読んだ】無限の住人24〜30巻 / 沙村広明

識者に言われた通り、結局すぐに残りの巻も一気読み。

ああ、なるほどなあ。不死実験がなんであんなに長かったのか、いわゆる敵キャラをなんで、あそこまで描くのか、その答えがこの最後の港での攻防に一気に集約してくるんですね。これは面白い、面白すぎる。

そして、kindle版がまだないという理由と、これも識者のコメントにより、30巻だけは紙で読みました。

無限の住人(30) <完> (アフタヌーンKC)

無限の住人(30) <完> (アフタヌーンKC)

なるほどなるほど、これは19年かけて読んだ人には、かなり感慨深いものがあったでしょうね。

とはいえ、私の場合は読んでいる日数でいうと、3日ぐらいで30巻にたどり着いているので、そこまでの感慨は、正直ないと言えばない。

ただ、19年かけて、ここにたどり着きたかったなあという気持ちにはなりました。

いやあ、日本のマンガすごいよ。

音声→日本語の文字→マンガという流れで、日本語の長い歴史が生み出したものの意味というのは、だれかどっかで研究していないのだろうかと思いますね。

文字を見て、中身を即座に理解するという言語なしには、やっぱりマンガって成立しえないんだなあということを再認識しています。