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【マンガ読んだ】ジャンヌ / 安彦良和

安彦さんの歴史物の中でも、いちばん長く、そしてやっぱりこれがいちばんおもしろい。

イエスと同様に神との関係を描いているのですが、偉人の奇跡に対して、こういう記述の仕方もあるというわけです。

実は、ここにはジャンヌはほとんど登場せず、いわばゴドー的に登場します。これも、物語で物語を照射するという安彦さんの手法。

やっぱ、面白く、自分の作品での手法に自覚的な作家は、全部読まないとダメですね。そうしないと、いろいろと見逃してしまいます。改めて、いい勉強になっています。

それにしても、安彦さんが描く女性はなんともエロかっこいい。

ジャンヌ

ジャンヌ