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【マンガ読んだ】演劇部5分前1巻2巻3巻(完結) / 百名哲

冬の終わり、青の匂い (ビームコミックス) (BEAM COMIX)がすばらしかったので、百名哲の他のものも読んでみた。現状、どうやらこれしかないみたいで、全3巻なので読みやすいと思って、即購入。

若干、まだまだこれからというところもあるものの、クラブ活動の中で何かを作り上げていくということで、チームを機能させていくことが、実は個人の成長には最短距離であることを押し付けがましく物語としているというところは、ハックス!(1) (アフタヌーンKC)にも通じるものがあり、若いマンガ家であるから、まだ部活動の記憶が残っているというところで、こういう作品が増えているのか、それとも何かの時代の流れなのかは不明ですが、とにかくこういう流れはとても素敵。

全3巻の物語は、実は3巻のある一コマに向かってのみ進行しています。それは、もうほぼ最後の最後でわかることなんだけど、それに気づいたときの物語運びのうまさには脱帽。もうそのシーンだけ何度も反芻してしまいました。

ここには、違和感を手放すな、という教えの意味と答えもあるところも見事。超おすすめ。

演劇部5分前 1巻 (BEAM COMIX)

演劇部5分前 1巻 (BEAM COMIX)

演劇部5分前 2巻 (ビームコミックス)

演劇部5分前 2巻 (ビームコミックス)

演劇部5分前 3巻 (ビームコミックス)

演劇部5分前 3巻 (ビームコミックス)