2012-09-03から1日間の記事一覧
安彦さんの歴史物の中でも、いちばん長く、そしてやっぱりこれがいちばんおもしろい。 イエスと同様に神との関係を描いているのですが、偉人の奇跡に対して、こういう記述の仕方もあるというわけです。 実は、ここにはジャンヌはほとんど登場せず、いわばゴ…
歴史上の人物を、特別な人間ではない存在として描こうとする安彦さんの試みはイエスにまで踏み込んでいます。 こういうイエス像があってもいいじゃないかという提案と読んでもいいでしょう。 ただ、ヨシュアが母親のトラウマから開放するシーンは、なんとも…
これを安彦マンガと呼んでいいのか微妙なところではあるのですが、それでもなおきっちりとてもおもしろい。 戦闘シーンはいつもながらの手先であり、狂言回しがいるという感じも、お手のもの。 というか、これをベースにして、今の連載などがあるのですね。 …