別冊みたいもん!

本家ブログでは垂れ流しにくい、マンガ日記・ミイルご飯日記・ブログについて

【マンガ読んだ】アリスと蔵六1巻 / 今井哲也

あの大団地マンガである「ぼくらのよあけ」から、次はどうくるのかなと思っていると、まさかのアリスもの。

今井さん、すごい。アリスものに挑戦するというだけですごいのに、1巻で私はじじいにすっかり引きこまれました。

まだまだ背後に流れているものは見えないですが、赤の女王がいるなら…ということですから、この先が楽しみすぎます。

アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)

アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)

【マンガ読んだ】ベルセルク37巻 / 三浦建太郎

一向に話が進まずw、もはや惰性となっている感じのベルセルク

それでも、やっぱり読んでしまうのは、再び降魔の儀があるのではないかという祈りか。

とはいえ、この巻でやっと少しだけ動いたよ。

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)

【マンガ読んだ】ドリフターズ3巻 / 平野耕太

このマンガがとにかく素敵なところは、あの織田信長を一度トップをやって失敗した結果「今、中間管理職をやってる」人物として描いているところにあって、今回はその中間管理職ぶりが、さらに進行。

もちろん、ただの中間管理職ではなくて、フィクサーであり、軍師であり、参謀であるのですが、悲哀の元となるのは、やはり中間管理職の部分。

願いとしては、もう少し早く続きが出て欲しいということぐらいでしょうか(笑)。

ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)

深町秋生さんの「マンガ読んだ」コラムが素敵だ

尊敬する深町先生が「マンガ読んだ」コラムを書いていたなんて知らなかった!

しかも、もう73回まできてる。

 リンク: 深町秋生のコミックストリート.

ああ、やっぱり深町さんは、マンガをこのレベルで読んでいるんだなあということを知ることができて、それだけでも特別にうれしいことです。

ヒステリック・サバイバー (宝島社文庫)

ヒステリック・サバイバー (宝島社文庫)

あー、やっぱハイスコアガールは、ぐっときますよね。

 リンク: 深町秋生のコミックストリート.

物語自体はラブコメの定番といえるが、作者得意の細かいゲームネタがこれでもかと詰めこまれており、読者をあの時代のゲームセンターへといざなってくれる。ゲーム以外には熱くなれないニヒリストな主人公と、他人に対して心を閉ざしていたヒロインが、少しずつ心を通じ合わせていくプロセスがなんともいえない。そしてラストでは、さわやかなカタルシスを与えてくれる。

ということで、第1回から、全部読まないと。

そもそも、マンガのセレクトがすでに知らないものが多くて、今から楽しみです。

【マンガ読んだ】よつばと!12巻 / あずまきよひこ

よつばと!みたいなマンガは、初期の空気感をどれだけ維持したままで、話を勧められるかどうかが、その成功を占ってしまうわけですが、よつばと!に関しては、ここまで、そこになんの心配もなく進んできてよかったなあと、のんびりと構えていました。

余計な一言をいうと、Papa told meみたいなことにならなくて、ホントによかったなあと。

ところがだ、この12巻はなんなんだ。

なんか少しいつもと違うなあと思いながら読み進めていくと、あの最後の一コマ。

ああ、これだったんだ。このコマに辿り着くまでの、ここまでの12巻の積み上げだったんだということが、ぐぐっとせまってきて、「よつばと!」でうっかり泣きそうになってしまった。

この感動は、しばらく他のマンガを読みたくないと思えるほどなのですが、同時に、あの涙は、いよいよこのマンガが終わりに近づいていることを示唆しているのではないかということを感じ取った涙なのかもしれないと思った次第です。

ホント、あずまきよひこはすごいマンガ家だ。

よつばと! 12 (電撃コミックス)

よつばと! 12 (電撃コミックス)

【マンガ読んだ】ちはやふる20巻 / 末次由紀

ちはやふるが失速を始めて、だいぶ久しい。

その理由が、どこにあるのだろうかということを見定めるために続きを読んでいるのですが、なんとなくその理由が見えてきた様に思う。

なんというか、熱量の場所が見えにくくなってきているのだと思う。熱量は、人に宿るわけですが、熱が集うのは、場所やコミュニティだったりする。

その場所が、名人やクイーンのようなタイトルという立場にあるのか、それとも名人という人の存在にあるのか、はたまたかるた部というコミュニティにあるのか、どうにも分散している。

とはいえ、それがある一点に一気に集中することを考えて、ここまで配置してきている可能性もあるので、まだ見切るのは早計かもしれない。

ちはやふる(20) (BE LOVE KC)

ちはやふる(20) (BE LOVE KC)

今更ながら、アンパンマン関連の歌の歌詞の良さに染み入る

家に小さい子供がいると、とにかくアンパンマンを目にすることが増えるものです。

で、改めて聞くと、ホント歌詞がすばらしい。

まずは、震災のときに、みんなが口にしたというアンパンマンのマーチ


それいけ!アンパンマン アンパンマンのマーチ 【HD】.flv

最近のお気に入りは、ジンジンジン。


ジンジンジン

メルヘンなんだけど、子供だましじゃなくて、詩的でぐっとくるわけです。

これは、やっぱりやなせたかし先生が、そもそも「手のひらを太陽に」で知られる作詞家であったことが大きいでしょうし、リアリストであることも手伝っているのだと思います。

すでに90歳を超えていて、いつ引退してもおかしくないのですが、震災をきっかけに引退を考えなおしたやなせたかし先生には、いつまでも現役であって欲しいと思います。

とりあえず、これは読んでみよう。

アンパンマン大研究

アンパンマン大研究

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識者より入電。かっこえええ!


SNUFF - Anpan Man